歯並びが悪いと見た目だけでなく、かみ合わせ、かみ合わせからくる顎関節症、また清掃性にも問題が出て来ます。清掃性が悪いと、歯周病(歯槽膿漏)や虫歯にも関与してくるため、注意が必要です。
また、補綴を考えた上の小矯正(MTM)など、重要な役割があります。
矯正治療は、プラスチック製の目立たない矯正器具を歯に装着し、それをワイヤーでつなぐことで徐々に歯の位置をずらしていく、という治療方法で歯の並びを綺麗にしていきます。また、治療期間が1~2年と長期にわたりますので、定期的な通院が必要になります。

1.口元が美しくなる
2.健康的なかみ合わせになる
3.歯の病気になりにくくなる
4.体調がよくなる
5.唇が閉じやすくなる
6.発音しやすくなる

1.矯正装置が必要
2.治療期間が長期になる
3.歯磨き、食事に気を遣う
矯正装置の種類は大きく分けて固定式と可撤式の二種類あります。
歯の表面にブラケットという金属を接着し、そこにワイヤーを通して歯を動かす装置です。
患者様自身で取り外しが可能な装置ですが、その分装着時間が少なり効果は薄れます。
まだ顎が成長しきっていない年少の患者様に適しています。
部分矯正は、M.T.M、もしくは最近では、“プチ矯正”などと呼ばれ、費用をあまりかけず短期間で前歯のちょっとした凹凸をキレイにしたり、ちょっとしたすきっ歯を治したいといったご要望にお答えする矯正法です。
全ての歯に装着したり、長時間かけて咬みあわせを改善するのではなく、部分的に並びを整えるお手軽な矯正法です。
期間も3ヵ月~1年程度です。